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連作障害を防ぐには?

  • 執筆者の写真: 株式会社エムティーピー
    株式会社エムティーピー
  • 2024年6月30日
  • 読了時間: 2分

1、連作障害って?

同じ場所に同じ作物の栽培を続けていると、収穫量が減ったり、病害虫の発生が多くなったりと色々な障害が出る事を「連作障害」と言います。


2,連作障害の原因は?

 ・土中の肥料バランスが偏った。

  作物は各々肥料成分の好き嫌いがあります。同じ科の物を植え続けていると、

  土中の肥料成分の偏りが出来てしまい、特定の栄養が不足したり、

  過剰になってしまいます。


 ・アレロパシー物質の増殖

  植物は、他の植物の成長を抑制する物質を出します。

  これが「アレロパシー物質」です。

  同じ作物を育て続けるとアレロパシー物質が残留し、自滅する事が知られています。


 ・微生物の偏り

  土中の微生物は植物の根の周囲に多く存在します。

  これは植物が根から微生物を寄せ付ける物質を出しているからです。

  同じ野菜を植え続けると、微生物が偏り病原菌(フザリウムなど)が増殖します。


3,連作を起こしやすい作物

 ・ナス科の植物・・・ナス、トマト、ジャガイモなど

 ・ウリ科の植物・・・キュウリ、スイカ、メロンなど

 ・マメ科の植物・・・エダマメ、インゲンなど


4,連作障害対策

  ①輪作を行う・・・同じ作物を育てない

  ②接木苗を使う・・・病気に強い苗を台木にする

  ③深めの天地返しをする・・・80cm~100cm

  ④土壌消毒・・・消毒用薬品の使用やマルチを使用し土壌温度を上げ病原体を駆除

  ⑤有機物の投入・・・緑肥や堆肥など、有機物を投入し多種多様な微生物を増やす


5,東京8で解決

  東京8は1500種の多種多様な微生物群が存在します。

  通年散布により、悪質な病原菌を抑えたり、有益な微生物の存在を増やします。

  圃場を耕すとき、堆肥や緑肥をすき込む時に散布と絶大な効果を発揮します。


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