簡単 ぼかし肥料の作り方
- 株式会社エムティーピー

- 10月18日
- 読了時間: 2分
更新日:10月21日
家庭菜園で活躍する「ぼかし肥料」の作り方レシピです。
簡単に作れて、長期保存もできます。
作り方の動画があります。
▼準備物
・米ぬか・・・・・1,500g
・油かす・・・・・250g
・醗酵鶏糞・・・・250g
・東京8・・・・・20㏄
・水・・・・・・・180㏄
・上記を混ぜる容器
・完成品を保管するビニール袋
上記以外にも魚粉・骨粉・籾殻など、配合は自由。
ポイントは米ぬかの割合を50%以上にすること。
醗酵促進剤として微生物資材「東京8」を入れること。
この2つを押さえればOK。
▼作り方
1,東京8の希釈
・水(180 ml)に東京8(20 ml)を混ぜて、希釈液を作ります。
2,有機物の混合
・米ぬか(1,500 g)、油かす(250 g)、鶏糞(250 g)を大きな容器に入れ、均一になるようによく混ぜ合わせます。
3,水分調整
・手順1で作った希釈液を、手順2の有機物ミックスに少しずつ加えていきます。
・全体をムラなく混ぜながら、水分量を調整します。
・水分量の目安:手で強く握ると固まり、指で軽く押すとパラパラと崩れるくらいがベストです。水が多すぎると腐敗の原因になり、少なすぎると発酵が進みにくくなります。
4,密閉容器に詰める
・水分調整が終わった材料を、空気の入らない密閉できる容器(今回は厚手のビニール袋)に隙間なく詰めます。
・空気を抜くように押し固めて、フタをしっかり閉めます。
5,醗酵・熟成
・直射日光の当たらない常温で保管します。
・通常、気温によりますが、1ヶ月~3ヶ月程度で完成します。
・発酵が進むと甘酸っぱい、あるいは味噌のような良い香りがしてきます。
※人が嗅いで、良い匂いと思えばOKです。
※臭い腐敗臭がしたり、青カビや黒カビが発生したら廃棄してください。
※白いカビはOKです。
6,注意事項
・密閉(嫌気性):今回は東京8の、空気を嫌う微生物(嫌気性菌)を利用するため、発酵期間中は空気に触れさせないように密閉することが重要です。
東京8は好気性の微生物も存在していますので、空気に触れさせて作るぼかし肥料作りもできます。
・水分量:水分が多すぎると腐敗(ドブのような悪臭)の原因になります。水分調整が成功の鍵です。
・温度:発酵が始まると少し熱を持ちますが、容器を開けてかき混ぜる必要はありません(空気に触れると嫌気性発酵が止まるため)。
・保管:密閉保管で1~2年は使用する事ができます。
詳しい作り方は動画を観てね。




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