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ベト病を防ぐ

  • 執筆者の写真: 株式会社エムティーピー
    株式会社エムティーピー
  • 2024年4月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月13日

ベト病って?

べト病は、土壌中にも潜んでいるツユカビ科に属するカビの一種です。この病気は、一晩のうちに全ての葉が落ちることもある伝染病で、野菜や果物などに深刻な被害をもたらします。

症状は、葉脈の間に淡黄色~白黄色の病斑が現れ、湿度が高いと葉裏に灰白色のカビが生えることです。病斑はステンドグラス状だったり、輪郭がはっきりしなかったりとさまざまで、まず外葉の下の方から発生し、徐々に上へと広がります。いずれの場合も、病状が進行すると葉っぱが黄色く変色して、破れや落葉が起こり、ひどくなると株全体が弱って枯れてしまいます。

ベト病は5~7月、9~10月によく起こり、水滴などで濡れた葉の気孔から侵入して伝染します。カビの一種なので、風通しや水はけの悪い場所を好み、雨が多いときや、過剰な水やりなどで湿度の高い環境がつくられると一気に広がります。また、植物の弱ったときにも発生しやすく、日照不足や肥料切れも原因となることがあります。ベト病にかかりやすい植物にはキュウリ、タマネギ、ほうれん草、ブドウ、レタス、メロン、キャベツなどがあります。


予防対策

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