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土壌伝染性の病原菌:フザリウム菌

  • 執筆者の写真: 株式会社エムティーピー
    株式会社エムティーピー
  • 5月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:4 日前

皆さま

作物の病気にお困りではありませんか?

今回は、フザリウム菌によって引き起こされる病害についてご紹介します。


★★フザリウム菌による代表的な病害★★


  1. 萎凋病(いちょうびょう)

    ・対象作物: トマト、ナス、ネギ、ホウレンソウなど

    ・症状: 下葉から徐々に黄変し、萎れ、最終的に枯死する。茎の維管束が褐変する。

  2. つる割病

    ・対象作物: キュウリ、メロン、スイカなど

    ・症状: 根から侵入し、茎が割れて枯死する。生育不良を引き起こす。

  3. 萎黄病(いおうびょう)

    ・対象作物: イチゴ、ダイコン、キャベツ、コマツナなど

    ・症状: 葉が黄変し、奇形が生じる。生育が阻害され、収量が低下する。

  4. 立枯病(たちがれびょう)

    ・対象作物: カボチャ、レタスなど

    ・症状: 根から侵入し、茎が褐変して立ち枯れる。

  5. 根腐病(ねぐされびょう)

    ・対象作物: レタス、サラダナなど

    ・症状: 根が腐敗し、生育不良を引き起こす。


これらの病害対策の一般的な防除方法。

  • 輪作・連作回避(フザリウム菌は土壌に長期間生存)

  • 土壌消毒(太陽熱消毒、蒸気消毒など)

  • 適切な排水管理(湿害を防ぐ)


これらの対策も重要ですが、フザリウム菌は★拮抗作用を持つ微生物★によって抑制することも可能です。


フザリウム菌を抑制する主な微生物


- トリコデルマ属(Trichoderma)

- 作用: フザリウム菌と競争し、抗菌物質を分泌して抑制。

- 利用方法: 土壌改良資材や種子処理剤として活用。


- バチルス属(Bacillus)

- 作用: 抗菌物質を分泌し、フザリウム菌の生育を阻害。

- 利用方法: 微生物農薬として市販されている製剤が多数存在。


- シュードモナス属(Pseudomonas)

- 作用: 抗生物質を生成し、フザリウム菌の増殖を抑制。

- 利用方法: 種子処理や土壌改良に活用。


- ストレプトマイセス属(Streptomyces)

- 作用: 抗菌物質を分泌し、フザリウム菌の活動を抑える。

- 利用方法: 土壌改良資材として活用。


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