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窒素肥料の高騰対策!東京8で土壌改良・施肥量削減

  • 執筆者の写真: 株式会社エムティーピー
    株式会社エムティーピー
  • 3月15日
  • 読了時間: 6分

更新日:3月27日


肥料価格の高騰が止まりません。2022年以降のエネルギー価格上昇や円安の影響、アメリカとイラクの戦争により、窒素肥料(尿素や硫安など)の価格は以前の数倍にまで跳ね上がりました。

農家にとって死活問題であるこの状況を打破するには、「入れた肥料を無駄なく使う」ことが何より重要です。実は、せっかく撒いた窒素肥料の多くが、植物に吸われる前に「消失」していることをご存知でしょうか?


窒素肥料、こんなに値上がりしています

窒素肥料の価格高騰は、農家の皆さんにとって深刻な問題です。2022年以降、尿素や硫安などの窒素肥料の価格は急騰し、2023年1月にピークを迎えました。さらに今年はアメリカとイラクの戦争により高騰すると言われおります。


  • エネルギー価格の上昇: 窒素肥料の製造には大量の天然ガスが必要ですが、ロシア・ウクライナ情勢、アメリカ・イラク情勢の影響でエネルギー価格が高騰しました。

  • 原料の海外依存: 日本は窒素肥料の原料を海外に依存しており、国際価格の影響を受けやすい状況です。

  • 円安: 1ドル=150円を超える円安により、輸入コストがさらに増加しました。

JA全農は2025年に肥料価格をさらに4%引き上げることを決定し、個人農家の営農費に占める肥料比率は約8%に達しています。小規模農家の経営を直撃する深刻な問題となっています。


せっかくの窒素肥料、実は畑で「使えなくなっている」?

多くの人が「肥料は土に留まるもの」と思いがちですが、窒素は非常にデリケートです。

  1. 水に溶けて流れる(溶脱): 窒素肥料が土壌中で「硝酸態窒素」に変わると、土壌粒子に吸着されなくなります。雨が降ると水と一緒に地下へ深く潜り込み、根の届かない場所へ流れてしまいます。

  2. 空へ逃げる(脱窒・ガス化): 土壌の通気性が悪いと、特定の菌が窒素をガスに変えてしまい、大気中へ放出されてしまいます。

「肥料をたくさん撒いているのに効きが悪い」と感じるのは、窒素が土に固定されているからではなく、土から逃げ出してしまっているからなのです。


微生物が「窒素の無駄遣い」を止める仕組み

ここで重要になるのが微生物の働きです。微生物は、流れてしまいやすい窒素を「土に留める」ためのアンカー(錨)の役割を果たします。

具体的には、以下のような仕組みです。

  1. 微生物による「窒素の抱え込み(微生物体窒素)」

    微生物は土壌中の窒素を食べて自分の体を作ります。水に溶けて流れるはずだった窒素が、微生物の体(有機態窒素)として土壌に一時的に固定されます。これを「生物的固定」と呼びます。 微生物が死ぬと、その体はゆっくりと分解され、植物が吸える窒素として再び放出されます。いわば、「天然の緩効性肥料」のような働きをするのです。

  2. 土壌の団粒構造を改善して「保肥力」を高める

    一部の微生物は、空気中の窒素ガスを植物が吸収できる形(アンモニア態窒素)に変換する「窒素固定」を行います。

  3. 空気中の窒素を取り込む(窒素固定)

    微生物の働きにより、窒素が植物の根から吸収できる状態になります。


このように、微生物は土壌中の窒素循環において重要な役割を果たしており、肥料の効率を高める鍵となります。

窒素肥料が金属イオンと結合して植物が吸収できなくなる仕組みと東京8微生物による窒素固定・分解
窒素肥料を植物が吸収できなくなる仕組みと東京8微生物による窒素固定・分解の解説図


微生物資材「東京8」の役割

「東京8」には、1,500種類以上の多様な微生物群が含まれています。

  • 窒素循環の最適化: 窒素を微生物の体内に取り込み、流亡を防ぎながら、植物の成長に合わせてゆっくりと供給するサイクルを作り出します。

  • 土壌構造の再生: クロロフレクサスや糸状菌が土壌を団粒化し、肥料を持ち堪える力を強化します。

  • 強力な分解力: プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)などが、未分解の有機物を効率よく植物の栄養に変えます。


有機JAS適合資材

東京8は有機JAS適合資材として認定されており、有機農業にも使用できます。無臭で安全性が高く、取り扱いやすい点も農家さんに支持されています。


東京8でこんな効果が期待できます

東京8を使用することで、農家の皆さんにとって以下のようなメリットが期待できます。

1. 肥料コスト削減の可能性

東京8は、土壌中で微生物が活性化することで、窒素肥料の効率を高めます。これにより、施肥量を減らしても同等の収量を維持できる可能性があります。窒素肥料の高騰が続く中、肥料代の節約につながることが期待されます。

2. 収量アップ・品質向上

東京8を使用した農家さんからは、以下のような報告があります:

  • 収量の増加: トマトやキュウリなどの野菜で、収量が10〜20%増加したという事例があります。

  • 甘味・旨味の向上: 果実や野菜の糖度が上がり、食味が改善されたという報告があります。

  • 栄養価の向上: ビタミンやミネラルの含有量が増加したという事例もあります。

これらの効果は、東京8の微生物が土壌の栄養循環を活性化させることで、植物が必要な栄養素を効率よく吸収できるようになるためと考えられます。

3. 安全・無臭で取り扱いやすい

東京8は無臭で、取り扱いが簡単です。化学肥料や農薬と異なり、人体や環境への悪影響がほとんどないため、安心して使用できます。

4. 害虫抑制効果

東京8に含まれる放線菌は、抗生物質を生成し、病原菌の増殖を抑制する働きがあります。これにより、害虫や病害の発生を抑える効果が期待できます。

5. 有機栽培への移行支援

東京8は有機JAS適合資材であり、有機農業への移行を検討している農家さんにとって心強い味方です。化学肥料や農薬の使用を減らしながら、収量や品質を維持することが可能です。

6. 土壌改良・連作障害の改善

東京8の微生物は、土壌の団粒構造を改善し、通気性や保水性を向上させます。また、連作障害の原因となる病原菌を抑制する働きもあり、連作障害に悩む農家さんにも効果が期待できます。


使う前に知っておきたいポイント

東京8を使用する際には、以下の点に注意してください。

肥料の代わりにはならない

東京8は微生物資材であり、肥料そのものではありません。窒素肥料の効率を高める働きはありますが、肥料を完全に置き換えることはできません。堆肥や化学肥料と併用することで、より効果を発揮します。

堆肥との併用

東京8は、堆肥と併用することでより効果を発揮します。堆肥に含まれる有機物を微生物が分解し、植物が吸収しやすい栄養素に変換します。

施肥量削減の可能性

東京8を使用することで、窒素肥料の施肥量を10〜30%削減できる可能性があります。ただし、作物や土壌の状態によって効果は異なるため、まずは少量から試してみることをおすすめします。


まとめ

窒素肥料の高騰対策とは、単に安い肥料を探すことではありません。「いかに窒素を逃がさず、植物に効率よく届けさせるか」という土壌管理こそが鍵です。

水に流れてしまう窒素を、微生物の力で土に留める。この「目に見えない働き」を活用して、高騰に負けない強い農業を目指しましょう。

東京8は、1,500種類以上の微生物を含み、土壌中の窒素循環を活性化させる働きがあります。有機JAS適合資材であり、有機農業にも使用できます。無臭で安全性が高く、取り扱いやすい点も魅力です。

窒素肥料の高騰に悩む農家さんは、ぜひ東京8を試してみてください。土壌改良・連作障害の改善・収量アップなど、さまざまな効果が期待できます。


お問い合わせ

東京8に関するお問い合わせは、株式会社エムティーピー(MTP)までお気軽にご連絡ください。



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